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テニスと心身の健康Part2   下半身、道具などについて

[2024.11.17]

テニスをするにはラケットと靴、服が必要だ。靴や服もテニス専用のものがいい。特にズボンは半ズボンで動きやすいものがいい。テニスにはフットワークがとても大事で、膝や股関節を曲げやすいもの着るべきだ。

フットワークについて、それは良い方がいいに決まっている、足の筋肉と健康。足の筋肉は、第二の心臓とも呼ばれ、心肺機能と関係がある。そして全身の活力の元は、足の筋力とも言える。なぜなら、全身の筋肉の大部分は下半身の筋肉だからだ。

そして筋肉の役割としてエネルギーの貯蔵、体温保持の能力、そして血流循環に関するものなどがある。下半身の筋力とIQが関係すると言う報告もある。

下半身の筋力は、スポーツにおいてその動作の強さと関係がある。テニス、野球、ボクシングなどの打つと言う動作の強さには下半身の筋力が不可欠だ。強靭な脚力が強いショットにつながる。

そして脚力こそが生命エネルギーになる。寝たきりになると下半身の筋肉が痩せ細り衰弱していく。全年齢の方におすすめなのが、ダンベル3kgほど両手に持ちスクワットをする、散歩する、座っている時に貧乏ゆすりするなどだ。貧乏ゆすりは人前では控えるべきだが。

テニスでは棒立ちのまま打つこともできるがやはり、ある程度前後の推進力を使うために左足を前にして前後に動くのを意識すると安定したいいショットが打てる。

最近の若い人は足が細いのが人気で、よく細い足の人がいるが、スポーツや健康の観点から言えば筋力はあった方がいい。太いからいいというわけではない、よくトレーニングした足は人によっては引き締まり細くもなるからだ。なので一概に太さだけでは語れないが。

筋力は糖分を貯蔵するため、筋トレは糖尿病の予防にも良い。そのほかの生活習慣病、高脂血症を原因とした心血管病変などの予防にも効果がある。血管の健康さ、しなやかさは全身の健康のために大事だ。特に脳などは細かい血管が張り巡らされている。脳は思考や精神、運動などを制御するため、栄養を多く必要とするので全身の筋肉を鍛えることが脳への血流を良くし、思考力の強化、メンタル疾患の予防にもつながる。

テニスの良い点として、一人のプレー時間、濃密さが高いという点がある。チームスポーツではないので、相手を一人用意できれば遊ぶことができる。そして球と触れ合う時間が長い。全身の筋肉、心肺機能の運動、などバランスよく鍛えられ、しかも安全であり、競技性も高い。しかし人には向き不向きがあるので、なるべく得意な競技をするのが良いと思う。テニスはスポーツの中でも難易度が高い方だと思う、しかし手順を追ってやればできるはずだ。

ラケットに関してだが、ラケットにはメーカーがたくさんあり、グリップの太さも1−5(日本では2、3が売られていることが多いが)まである。日本ではG2の流通が多くそれを使っている人が多いが、G3なども試すと良いと思う。色々なラケットを試すのも楽しいがグリップサイズの方も大事である。

面のサイズにも違いがあり一般的には90ー100平方インチなどが売られている。大きいから打ちやすいとも限らない。最近ではほぼ100が売られているが昔の85など使ってみると意識がより精密になりミートしやすかったりもする。

ミートの感覚がより精密さを要求する競技が野球だと思う。ボールとほぼ同じぐらいのバットでミートさせなければならないからだ。なので私はバッティングセンターが動体視力、ミート能力を鍛えるのに、テニス選手にとっても良いと思う。

バッティングセンターの良さはいつでも一人で楽しめる、良い運動になりヒットすればかなりの快感が得られるという点だ。しかもタイミングを掴めばあまり筋力を必要としない打ち方もできる。

次回、リラックス打法について。酔拳、ライジング。

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