メニュー

活字とメンタル

[2025.02.01]

本を読むこと、はメンタルに良い。散歩の歩数が上がるごとに、うつのリスクが下がるという研究があるが、本の場合も読む活字の数とある程度ストレス減と相関するのだろう。

特に、紙の媒体、本、雑誌、新聞などが良いと思う。これは、人間がより、アナログで、ライブ感のある刺激を好む性質があるからだ。ページを捲り、文字を追うという行為は、手の触覚、目の運動、などがデジタル媒体より大きく、ダイナミックになる。ゲームでコントローラーが振動する方がより楽しいというように、身体への物理的フィードバックがより体験を豊かにする。

そして、ページをめくるといきなり飛び込んでくるという偶然性、突発性、ランダム性がデジタル媒体より高い。こういった性質が脳にとって良い刺激となるのではないか。

自分で、選択してばかりいると、好みの偏り、刺激の偏りが生まれ、新しい刺激、新しい回路の形成が少なくなるはずだ。

また悪いランダム刺激が、デジタルに多いと思われる。突然飛び込んでくる情報がメンタルや思考に悪影響を与えることがある。あるアプリではその使用とうつ病への関連が指摘されている。

人は情報を欲する欲望があるので、安易な方法よりあえて、面倒な方法(紙媒体など)からそれを満たすことで、メンタルには良い面があるはずだ。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME